ワードプレスにプラグインを追加する

ワードプレスにプラグインを追加する

20190111

様々な機能追加を簡単にできるワードプレス

ワードプレスを使ってWEBサイト(ホームページ)を構築されているというケースはとても増えています。世界のWEBサイトの30%はワードプレスで構築されているとも言われています。
シェアがこれだけ増えたのは、より多くの情報が増えたので制作会社も積極的に導入しているというのと、少し知識があれば自分でも設置する事ができるというのもありますが、様々な機能を追加できるプラグイン(機能拡張)が多く公開されているのも理由の一つです。
場合によってはシステム会社に依頼すると数十万はかかるであろう機能が、無料で、簡単に追加できる事もあります。

また場合によっては、不具合を起こしたり、不正コードが仕組まれているプラグインなどもありますので、調べた上で信頼できるものを利用するようにしてください。

よく使われているプラグイン

セキュリティ系プラグイン
ワードプレス自体に、セキュリティに関する機能はありません。パスワードを複雑にしておくだけでは、不十分です。
そこで管理画面を保護できるようなプラグインは必ず追加しておきましょう。
・SiteGuard WP Plugin
・All In One WP Security & Firewall

スパム対策系のプラグイン
ワードプレスをブログのようにコメントを受け付けるような機能を有効にしているのであれば必須のプラグインです。これを入れておかないと、あっという間にスパムの書き込みの嵐に悩む事になります。
・Akismet

サイトマップ自動生成プラグイン
Googleのクローラーにコンテンツ(ページ)の存在をxmlという形式で自動生成します。目に見えるものではないですが、SEOに力を入れているのであれば入れておきましょう。
・Google XML Sitemaps

スライダー系プラグイン
トップページに数枚の画像をスライドさせているWEBサイトをよく見かけると思います。本来はJqueryのプラグインで実装するのでそれなりの知識が必要なのですが、プラグインを利用することで、より簡単に実装する事ができます。
・Smart Slider 3
・MetaSlider
・Slider Revolution

メールフォームプラグイン
WEBサイトにお問い合わせフォームを設置したい場合もプラグインを利用することで、より簡単に設置できます。
・MW WP Form

ページレイアウトプラグイン
管理画面から簡単にページの編集ができるワードプレスですが、例えば左右の2列のレイアウトを作りたい、、といった場合はhtmlの知識が必要になります。ページレイアウト系のプラグインを導入することでBOXを自在に組み合わせる感じで簡単にレイアウトをすることが出来ます。
・Page Builder by SiteOrigin

ギャラリープラグイン
写真を沢山掲載したい場合などはギャラリープラグインを利用することで、フォトギャラリーが簡単に設置できます。設置だけでなく複数のギャラリーを作成したい場合など、その管理などもしやすくなります。
・NextGEN Gallery

導入する前に十分検討する必要があるプラグイン

SEO系のプラグイン
ページタイトルやMETAタグの管理をするプラグインが多いですが、デザインファイル(テンプレート)などにその機能を盛り込んでいる場合など、どちらが優先されているかよく分からなかったり、又は重複してしまっている場合があります。目に見えない部分ですので、不具合があるまま気がつかないといった場合もあります。また一旦設置してしまうと、テンプレートを乗り換えたい場合など、設定をしなおす必要がありますので、導入の際は十分な検討が必要です。

バックアップ系プラグイン
導入しておくだけで、定期的にサイトやデータベースをバックアップしてくれるというものが多いですが、正しくバックアップされているのかわからない。又サーバーに負荷がかかって途中でバックアップが終了してしまっている場合もあります。
導入するのであれば、プラグインに任せきりではなく専門家による確認作業が必要です。

データベース操作系
専門知識があるのであれば良いですが、そうでなければデータベースに直接手を加えることはお勧めできません。
またこういったプラグインは脆弱性があるとデータベースも危機に晒すことになりますので。知識がないのであれば、入れない事をお勧めします。

キャッシュ系プラグイン
主にWEBサイトの表示を高速化するプラグインですが、何かとトラブルが発生する事が多々あります。
WEBサイトの高速化については、サーバーを高速化したり様々な要素があります。安易にキャッシュ系のプラグインを追加する前に、サーバーのスペックなどを検討してください。