
私がこのWEBサイト(ホームページ)制作という業界に入った頃、クライアント様からもらう資料は、ほとんどプリントアウトされた紙であったり、何十枚ものフロッピーディスクで提供されたりましました。
また回線も今のように高速な回線ではなく56kのダイヤルアップが通常でしたので、メールでデータのやりとりも限界がありました。
今の時代は、パソコンやUSBメモリーに保存できる容量も大きくなったり、デジカメで高画質の写真が撮れたり、通信回線が速いので、大きなデータのやりとりも、何の苦も無くできる時代です。
それと同時に、パソコンのトラブル等でデータを失った時の損害も大きなものになります。
データのやりとりや、バックアップが手軽にできるインターネットサービスをご紹介します。
もう使っているという方も多いと思いますが、様々なデータの扱いをスマートにしてくれる、DropBoxという、クラウドストレージ。
- 大切なデータのバックアップを取りたい。
- データのやりとりをスマートにしたい。
- 自宅にデータを持ち帰って仕事したい
- スマートフォンや、タブレットでデータを参照したい。
- どこからでも参照したいファイルがある。
- パソコンには置いていきたくないデータがある。
- 他の人と共有したいデータがある。
こういった要望を、全て満たしてくれるのはDropBoxです。
始め方は、アカウントを設定して、アプリをパソコンにインストールすると専用のフォルダが出来ますので、そこに同期やバックアップをしたいファイルを入れるだけです。
これで、自動的にパソコンのデータとサーバーが同期します。
他のパソコンや、スマートフォンにアプリをインストールして、同じアカウントでログインすれば、パソコンであればファイルは同期され、スマートフォンであれば参照することができます。
ユーザー同士であればファイルの共有も簡単にすることができるので、プロジェクトごとにフォルダを共有することで、仕事の効率化も図れます。
ちょっとした設定で、とても便利な使い方ができるので、もうちょっとスマートにデータ管理したいという方は、試してみても良いと思います。
他にも同様のサービスがありますが、DropBoxは、2GBのプランであれば無料。有料版(1,200円/月)であれば、1TBの大容量ですので、とても低コストで導入できます。
またアカウント管理やセキュリティがより強化されたビジネス版もありますので、会社などでも安心して導入できます。